迷走中の30女生きる

Over30、独身、子なし女のそれなりに幸せな日々を綴ります。

寄付と私

先月はなんと人生ではじめて出身大学に寄付をしました。

 

タイトルにもつけてしまうほど、仰々しく書いた理由は金額が一万円だから。

一万円は私にとっては服1着だったら悩んでしまう金額だし、交際費だったら人と2回会える金額だと思っています。

 

あとは、金額だけを寄付するのではなく、「商品の購入=寄付」だったらハードルは低かったかもしれません。

今年の1月に話題になったLUSHのコアラ石鹸。

購入したら、消費税以外がオーストラリアの森林火災で被災した野生動物救援と生息環境の再生のために寄付されたそうです。

欲しいものを買って貢献できるってすごくいいですね。

 

 

正直、今までは大学の寄付案内が届いても、全く払う気がありませんでした。

だって、大学は受験料、入学金、授業料を払って通っていたから、卒業してもまたお金を払うのかと思ってしまって。

卒業した今の私が払う理由が見つからなかったし、寄付している人は経済的に余裕がある大学愛溢れた大人の人なんだなと漠然と思ってきました。

 

でも、今年になってふと「私もいい大人じゃん」と気付いてしまいました。

年齢がというより、何年も社会人をやっているいい大人という意味で。

正直、経済的に余裕があるって胸は張れないけど、ありがたいことに毎月暮らしていける収入があります。こつこつ貯めた小銭たちもあります。

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学生のときから使っている豚の貯金箱!可愛くて小銭を入れちゃいます。

 

私は単純なので、自分がいい大人だと気付いた瞬間に、社会に貢献したくなりました。

「何か後世のためになることをせねば!」と衝動に駆られました。

”社会に貢献”や”後世のため”というと壮大すぎるので、自分にとって縁もゆかりもある手が届きそうな誰かを支えられる一人になれたら嬉しい。

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そんなことを思っていたところ、大学から寄付の案内が届きました。タイミングがすごい!

振込用紙が同封されていましたが、ネットで調べるとオンライン寄付もあったので、今回はオンラインを選択しました。クレジットカード払いができました。

平日勤務だと、平日の日中に郵便局や銀行の窓口で振り込みってハードルが高いですよね。

 

大学愛が溢れている訳ではないけれど、社会に出て同じ大学出身の人に会うと親近感が湧くし、現役生、卒業生が活躍していると嬉しくなります。

当時は悩んだり、大変だった大学時代も今では思い返すと素敵な思い出です。

その時でしか経験できなかったこと、考えられなかったこと、感じ取れなかったものたちは今の私の糧になっています。そう信じています。

 

ちなみに、 寄付金の用途は奨学金やコロナ関連などといくつか書いてあったけど、学びたい人が学べるために少しでも力になれたら嬉しいなと思っています。

寄付金の恩恵を受けた人が今度は快く寄付をしてくれるような流れができたら素敵です。