周りで「愛の不時着」や「梨泰院クラス」が流行っていたのは肌で感じていましたが、NETFLEXを登録していないので今一つ見る気になれずにいます。
話題の2作品は見ていないのですが、今更になって少し昔の作品にハマりました。
私の韓流ドラマ暦は、学生のときに「冬のソナタ」をきっかけに韓流ドラマがブームになり、初めて見た作品は「華麗なる遺産」や「美男ですね」がテレビで放送されていて面白く見させていただきました。
似てないけど、華麗なる遺産の主人公「ウンソン」と「ファン」です。
主人公がけなげに頑張っているところと二人のもどかしい恋の行方に、ハラハラドキドキしていたなぁ。
ドラマって不思議で、ぱっと見て好みじゃなくても、作品の面白さや魅力的なキャラクターをずっと見ていると好きになってしまう。
日本でも韓国でもアメリカの作品でも変わらず。
そして、本題に戻すと、今更になって「キルミーヒールミー」、「秘密」、「トッケビ~きみがくれた愛しい日々」「彼女は綺麗だった」「キム秘書はいったい、なぜ?」を怒涛のように見ました。最後の作品は2019年ですが、他の作品は2013年や2015年と前の作品です。
私の一押しは「キルミーヒールミー」です。
すーっごく簡単に説明すると、多重人格の男主人公と精神科医の恋愛ドラマ。
多重人格を扱っているゆえのシリアスさとコメディ要素がすごくバランスがよくって、面白かったです。
≪あらすじ≫
アメリカで静かな生活をおくるスンジン財閥の御曹司チャ・ドヒョン(チソン)。お人好しで誰にでも好かれる性格だが、実は多重人格という家族にも明かせない秘密を抱えていた。ある日ドヒョンは別人格の一人であるセギの仕業により、いつの間にか韓国へ向かう飛行機の中へ。その帰国途中で覆面小説家のオ・リオン(パク・ソジュン)と精神科の研修医であるリジン(ファン・ジョンウム)兄妹に出会う。その後、ドヒョンはリジンと再会するが、その時ドヒョンはセギの人格に切り替わり、なんとリジンに告白してしまう!セギの行動が全く記憶にないドヒョンと、めまぐるしく変化する彼の様子に混乱するリジン。やがて、リジンはドヒョンが多重人格であることを知り、ドヒョンはリジンに自分の主治医になって欲しいと依頼する。多重人格になった原因を探り始める二人、そこには過去の事故とリジンの影が見え隠れしていた。一方で、セギは主人格であるドヒョンを抹殺し、リジンを手に入れようと画策していて…。
≪相関図≫
主人公は7つの人格があり、それぞれが個性的で俳優のチソンが見た目、口調、声の高さ、しぐさを駆使して、見事に演じ分けされていました。
≪7つの人格≫
- まじめで優等生なチャ・ドヒョン(主人格)
- 暴力的で手がつけられないシン・セギ
- 爆弾作りが趣味で酒好きで陽気なフェリー・パク
- 自殺願望があり文学青年ヨソプ
- ヨソプの双子の妹でパワフルな女子高生アン・ヨナ
- 小さな女の子ナナ
- ミスターX
複数の人格によって自分の人生を滅茶苦茶にされているドヒョンにとって、精神科医のオ・リジンの明るく受け入れてくれる存在はかけがえないものだよな…なんて思いながら、2度、3度と繰り返してドラマを見ています。キュンとする場面も多くてにやけてしまう…。
リジンの双子の兄、オ・リオンは「梨泰院クラス」の主役をされたパク・ソジュンが演じられていました。コミカルとシリアスな場面の両方を担っていた重要な役で、妹リジンとのやりとり、女子高生人格のヨナとのやりとりは面白かったです。
また、主題歌の「幻聴」もよくって、場面場面でうまく使われていました。
歌手チャン・ジェイン、ラッパーのNashowによる、甘くせつない曲調とパワフルなラップが印象的な曲です。
他に見たドラマどれも面白かったので、おすすめです。
時間がある方はぜひ見てみてください。