迷走中の30女生きる

Over30、独身、子なし女のそれなりに幸せな日々を綴ります。

写経をしてみた

こんばんは。

このまま、独り身で生きていきそうな転機を迎えている今日この頃。

写経を自宅でやってみました。

 

写経はNHKの「ドキュメント72時間」で取り上げられていた放送を見て以来、

ずっと気になっていました。自分と向き合う感じがとても秋らしい。

www.nhk.jp

 

先月、旅行した先で筆ペンと「魔訶般若波羅蜜多心経」写経用の紙が売っていたのを見て、「やりたい!」と直感的に購入しました。

色々考えるけど、結局直感だよりなのよね。

 

----以下、引用--------------------------------------------------------------------------------

写経の意味と目的

「写経」は、仏教の発祥の地・インドで、お釈迦様の教えを広めるために始まったと言われています。サンスクリット語だったお経はさまざまな言語に翻訳され、多くの国の修行僧たちに書き写されていきました。日本には奈良時代に伝わり、僧侶の修行の一環として盛んに写経がおこなわれたといわれています。今も修行目的はもちろんのこと、祈願や供養のためにも写経がおこなわれています。
 

写経の効果

文字を書いている間は精神が集中しているため、怒りや妬みなどの邪念が払われ、心が安定するといわれています。心に乱れがあると文字にも表れるので、自分の心の状態に気づけます。ストレスから解放され、リラックスできると評する人もいます。

また意識を集中して指先を使うと、脳に良い刺激を与えるといわれています。最近では、写経をすれば脳の活性化が期待できるという研究結果もあるようです。

さらに写経は文字を書く練習にもなります。お手本として使われることが多い般若心経の文字の中には、書道の基本的な技法が含まれているといわれています。お手本を見ながら一文字ずつ丁寧に書き続けると、毛筆の技術も上がり、普段の文字の書き方にも良い影響を与えるでしょう。
 
 
そう、人生でつらい時って怒りや妬みがでてきている時間かもしれません。
結局人生を変えるのは自覚しかないのだからと邪念を落として、自分と向き合う時間を強制的に作れたことはいいことです。
 
簡易的ですが、手を洗って、お香を焚いて、「魔訶般若波羅蜜多心経」を流して、姿勢を正して書く。
 
書道は結構好きだった気がするけど、下の字をなぞる作業が本当に大変でした。
筆ペンの毛先が太くなってしまったり、意識しすぎて線が消えてしまったり、
書き終わった今見るととーっても歪んでいるいびつな字。
 
これが私かと腑に落ちたり、落ちなかったり。
 
「魔訶般若波羅蜜多心経」に書いてある内容で惹かれたのは下のとおり。
人間の肉体や、感じること、思うこと、行うこと、認識することにはすべて実体がない。
だから、生まれることも、滅びることもないし、汚れることも、清らかであることもなく、増えることも、減ることもない。
 
この考え方で生きられたら、楽かも。
色んな考え方を知って、どれを自分の糧にしていくのか、その時々で選べればいい。
 
今の私には合うかも、と思った写経体験の話でした。
あと2枚あるから、次はもっと気を楽に、集中して書くぞー!