迷走中の30女生きる

Over30、独身、子なし女のそれなりに幸せな日々を綴ります。

息苦しさ

会社の帰り道、急に「息苦しい」「生き苦しい」と頭に浮かんだ。

ただただ帰っているだけなのに。

別に会社で嫌なことがあったわけではないのに。

 

最近は考えて発言しなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことが多いように感じられて、それらが重く私の両肩に乗っている。

勝手に感じているだけだけど。

 

こんな文章を書いていると、自分で「つぶやきシローみたい」と笑えてくる。

知らない人は昔のネタをぜひ見ていただきたい。

 

本当は、ぼーっとして何も考えない時間が好きだ。

でも、人生は時間が足りないと言っている人を見かけると、罪悪感や焦りを感じてしまう。

だからって、時間を有効活用できない。

 

本当に、意見がないときがある。

でも、そのことについて一生懸命に意見している人を見かけたり、「思っていることを正直に言っていいんだよ」と言われると、自分もなにか考えて良いことを言わなきゃとこれまた焦りを感じてしまう。

焦って考えても、そこに自分の意見はないのに。

 

周りの人に対して、トゲトゲしい態度や言葉を使って、そのあと自分が嫌になる。

その逆で、人の何気ない一言に鋭い剣になって自分の心臓を思いっきり突き刺されて、家に帰って布団に倒れ込むときもある。

 

自分をあざ笑って、ののしって、ズタズタにして、「ざまーみろ」って吐き捨てたい時がある。

残るのは、傷ついてどうしようもなくなる自分だけなのに。

 

捉え方ひとつで、世界は天国にも地獄にもなる。

 

晴れた朝に太陽や、道端に咲いている草花に向かって、「おはよう、今日は素晴らしい日ね」とディズニープリンセスのように話しかけたくなる日もある。

 

いつも食べてるお弁当がとびきり美味しく感じる日もある。

 

周りの人に感謝したくなって、「いつもありがとう」を伝えたり、花を買って渡したくなるときもある。

 

道で困っているように見える人に声をかけて、必要なら手伝い、断られても清々しい気持ちになり、また誰かが困ってたら声をかけたいなと思う日もある。

 

たぶんこれって大なり小なりみんなもあるはず。

昔はそうは思えなかったけど、みんなそれぞれ天国と地獄があるはず。

だから、いやな人に会ったときは相手が今地獄の時間を過ごしているんだなって思うと、自分の心をかき乱されることは少なくなる。

心を痛めるときはあるけど。

 

余裕をもって生きたい。共感しても、共振しないように。

 

そんなことを思った今日この頃でした。

こんな日はストレッチしたり、爪を切ったり、ハンドクリームを塗ったり、いつもより自分を丁寧に扱うと、心は軽くなります。皆さんもご自愛ください。