迷走中の30女生きる

Over30、独身、子なし女のそれなりに幸せな日々を綴ります。

本レビュー「ブルーデイブック-誰でも落ち込む日がある。- ブラッドリー・ドレヴァー・グリーヴ著」

BRADLEY TREVOR GREIVE(ブラッドリー・ドレヴァー・グリーヴ)著の「The Blue Day Book (ブルーデイブック)」を読みました。

 

≪内容≫------------------------------------------------------------------------------------------

誰でも落ち込む日がある。

どう生きるべきか思い悩むときがある。

でも、その先を曲がれば素敵な出会いが待っているかもしれない。

ひるまずに思い切ってやってみよう。きっと元気になれるから!

 

本書は全米でベストセラーの愉快な動物写真と心温まるメッセージを組み合わせたユニークな写真集です。落ち込んだとき読めば、まちがいなく元気になれます!ページをめくるうちに、おもわず口元がゆるむでしょう。

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この本は学生時代に家族から贈られたもので、ふとした瞬間に手に取って、読んでいます。

 

 作者がオーストラリアの方でもちろん原文は英語ですが、日本語訳の言葉で書かれています。

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The Blue Day Book

表紙のチンパンジーの写真が可愛いですね。

チンパンジーが悩んでいるようにも、読み手を見定めているようにも見えます。

 

この本の構成は、1ページにつき1枚の写真と一言が添えてあります。

写真の良いところは、表紙から想像できるように、読み手によって何にでも見えてしまうところです。ある人にとっては怒っているように見えたり、ある人にとっては悲しんで見えたりさまざまです。

そんな写真に一言が添えてあるから、言葉と同じ表情やポーズに見えてくる。

 

私が好きなのは、

「三段重ねのチョコレートケーキを一息にたいらげたい!-そんな衝動にかられる」のページと「おならはでっぱなし」のページです。

先のページの動物がプレーリードックなのか何なのかわからないのですが、両ページともくすっと笑みがこぼれます。

 

また、この本の売り上げの一部が野生動物の保護などの活動に使われるそうで、写真にでてくる動物たちにめぐりめぐって還元できるところが素敵だと思いました。

この本を買って読んで私は元気をもらい、売上金の一部によって世界のどこかで野生動物が元気になっている、そんな想像するだけでブルーな気持ちが和らぎます。